その7.「ウクレレのブリッジはがれを補修!後編」

 ※参考程度にご覧いただいて、作業は自己責任でお願いします。

十分に乾燥させたらクランプを外してチェック後、弦を張って完了です。
カラッとした乾いたサウンドがします。

最初に見たときから気になった箇所がありました。ナットの部分に「あるパーツ」が付けられていました。
音程の補正用のスペーサーです。小さいながらよく出来ています。

「S.O.S」の刻印があるのでネットで検索してみると、
SOS-US1/ソプラノウクレレ用 ピッチ補正の切り札 オフセット・ナットスペーサーとありました。
SOUND OFFSET SPEACERの略なんですね。amazonでも購入できますが、値段が1,575円(税込)…

このサイズでかぁ、、と考えてしまう始末(セコいね)。

開放弦できちんとチューニングしてもいざ弦を押さえると音程に違和感が…ってときの対策パーツとして売られています。
バジー・フェイトン・チューニング・システムとかミネハラ・チューニング・システム理論(特許出願中)ってやつの応用ですね。
ナット側の弦の頂点を少しだけ1フレット側に延長して補正する方法で、お手軽に取り付けられるのはイイです。

欠点は0フレットのあるギターには取り付け不可。材質がベークライトなのでトーンが変化してしまう点。
オイラ的には「あったらイイかもね~」くらいのアイテムです。

S.O.S オフセット・ナットスペーサーの詳しい解説は→http://www.hosco.co.jp/japan/products/sos.html

フルムーンギターさんのHPにある、
バジー・フェイトン・チューニング・システムの詳しい解説は→http://www.fullmoonguitars.com/crea/bz2.html


最後にウクレレのチューニング

せっかくなのでウクレレのチューニングを載せておきます。一番スタンダードなものです。

低音(4弦)から高音(1弦)へ順に、G-C-E-A にチューニングします。
4弦は細いので低音、といってもニュアンス違いますか(笑)

3弦よりも太い弦を張って1オクターブ下のGに合わせるプレイヤーもいますね。


♪おまけ

クランプを使う際に、どうしてもボディのトップ板に貼ってある力木が邪魔でうまく固定できなかったので、
我が子のおもちゃ箱から小さな積み木を拝借して事なきを得ました(笑)。

もちろん両面テープで固定したので、きれいに剥がして返却しました。

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おわり~♪