その1.最初に手にしたギター
正確に言えば、最初に手に入れたギターは母がどこからか入手してきてくれた
クリーム色の、メーカーなんてわからないフォークギターで。
6弦のペグが錆び付いてE音までチューニングできなかったし、恐ろしく太い弦が
張られているシロモノで…とてもじゃないけど理想のギターじゃなかったね。
楽器やさんに行けばカタログをもらい、寝言までギターと言ってたらしいオイラを見かねたのか、
母が買ってくれたのがアメリカのギターメーカー:シャーベルのmodel-3ってエレキギターでした。
当時の愛読書だったヤングギターの広告で、オイラが一番惹かれたのがシャーベル。
ゲイリー・ムーアにRATTのウォーレン&ロビン、DEF LEPPARDのフィル・コリンと
当時大好きだったギタリストのほとんどがJACKSON/CHARVELのギターを使ってた。
本家のジャクソンはとても高価で買えなかったから自然とシャーベルに落ち着いて…
それでも8万円を超えるギターをよく買ってくれたもんだと今でも思うね。とにかく母に感謝。
ボディはストラトシェイプのポプラ材、ネック材はメイプル、指板はローズウッド。
ホントはストラト系の丸いエッジよりもっとスクエアなディンキーシェイプのボディが欲しかったんだけど
当時のシャーベルの、10万円までの価格帯では存在しなかった。。。
それでもオイラが望むピックアップの配列だったりロック式トレモロブリッジ付いてたり、
何よりコンコルドヘッドがタマらなかったから、まさに鬼に金棒なギターでありました。
さすが高価なギターだけあって、とても弾きやすかったね。いろんなフレーズを練習したねぇ。
だんだん学校なんか行くよりも、ギター弾いてるほうが楽しくなったんだよね(笑)
ところがこのギター、舶来品だと思ってたのが…「日本製」だったのだ!
オイラの癖のひとつに「分解してみたくなる衝動」がありまして、
1弦が切れたついでにプラスドライバーでボディからネックを取り外したときに見ちゃったんだよね~
ネックポケットの中に日本語表記がされてるのを(笑)
今じゃメイドインジャパンのギターの素晴らしさは知ってるけど 高校生だった当時はね…勝手にショックでした。
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